【仙台市太白区】瑞鳳殿に隣接する老舗懐石料理の東洋館が、惜しまれつつ114年の歴史に幕。

東洋館

明治40年創業の老舗懐石料理店の東洋館が、2021年4月18日(日)をもって閉館してしまうそうです。

東洋館はその荘厳な雰囲気と格式の高さから、結納や披露宴などのお祝い事にも重宝されておりました。
また、東北大学の関係者御用達でもあり、学会の集まりなどでも度々利用され、純和風の趣のある造りと繊細な懐石料理は、学会で訪れる外国人の方にも大変喜ばれておりました。

向山の高台にあるこの地は、伊達藩政の頃に建立された大蔵寺の境内で、藩祖「伊達政宗」の御廟である瑞鳳殿に隣接する由緒あるところです。

全てのお部屋から、それぞれの趣ある素晴らしい景観をご覧いただけるそうです。
清流広瀬川から仙台の街並み、そして遠く太平洋までを一望できるお部屋もあり、お料理だけでなくその絶景も楽しむことができます。

東洋館

数々の祝いの場、大切な場に、四季折々の懐石料理で華を添えてきた東洋館。

しかし、このコロナ禍においては売上が激減し、先行きが見えなくなったことが閉館を決めた大きな理由だそうです。

堅実な経営を続けてきたにもかかわらず、このような素晴らしいお店が閉業しなければならないことは大変悔しく残念なことですし、地域にとりましても大きな損失のように思えますね。

多くの人々に愛された東洋館は、4月18日(日)が最後の営業日となりますが、創業当時から守られている木造の建物は保存する方法を思案中だそうです。

東洋館

【東洋館公式HP】

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