第104回全国高等学校野球選手権大会の決勝戦は、2022年8月22日（月）14時に戦いの火蓋が切られました。

本当に素晴らしい戦いでしたね！！

皆様もご存じの通り、仙台育英学園高等学校が悲願の初優勝を果たし、東北に初の大優勝旗がもたらされます。

東北勢は過去に春の甲子園で３度、夏の甲子園で９度決勝進出して敗れており、今回13度目の挑戦にして手にした栄冠です。

まさしく東北全体の想いと期待と希望を背負って戦いぬいてくれた仙台育英ナイン。

その素晴らしい決勝戦を振り返ります。
序盤は両校譲らず0-0のまま迎えた4回裏、仙台育英の先制点でついに均衡が破れました。
さらに5回にも点を重ね3-0とし波に乗ります。
6回表で1点返されるも、7回裏の岩崎くんの満塁ホームランで点差を広げ歓喜に沸きます。
結果的には8-1と大勝しましたが、点差を感じさせないくらい両校底力があり、相手の下関国際高校も粘り強い守備と球にくらいつく執念で最後まで見せ場を作ってくれましたね。

嬉し涙も悔し涙もみんな美しい涙でした。

須江監督のスピーチも感涙ものでしたね。
「百年、開かなかった扉が開いた」
「青春ってすごく密なので」
「大阪桐蔭さんとか目標となるチームがあったから諦めないで暗い中でも走っていけた」
「ただただ最後僕達がここに立ったというだけ」
「ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたら」
人格者らしい心のこもった言葉選びと両校メンバー、全国の高校球児・高校生への労いの言葉、自らが率いる仙台育英学園高等学校だけでなく、宮城県全体、強いては東北全体の想いを背負って戦いに挑んだということが強く伝わってくる内容でグッと胸にきました。

仙台育英が掲げるスローガンは「逆転の仙台育英」だそうです。

今回実際には一度もビハインドの状況にはなりませんでしたが、例え追う立場になっても逆転してみせるという頼もしいスローガンですね。
「逆転の仙台育英」と掲げて応援している方も多く見受けられました。

深紅の大優勝旗がとうとう白河の関を越えて東北は宮城県仙台市にやってきます！！
優勝旗とともに、誇らしげに胸を張って凱旋する選手達の様子が目に浮かぶようです。
優勝パレードなどの予定はあるのでしょうか？
情報が入りましたらこちらでご紹介したいと思います！！

追記：新型コロナウイルスの感染状況などを鑑み、優勝パレードは行わないことに決定したそうです。

【阪神甲子園球場HP】

【仙台育英学園高等学校HP】

仙台育英学園高等学校 宮城野校舎

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