【仙台市】初夏の風物詩ホタルの魅力をたっぷりと体感「ホタルの杜」開催!一夜限定ホタルのプレミアムナイトイベントも☆
普段の街中ではなかなか見かける機会がないホタル。
水が綺麗で、餌となるカワニナが生息していることが基本的な生息条件と言われています。
さらにホタルは明るい場所が苦手なので人工照明がないような場所を好むそうですね。
そんな初夏の風物詩とも言えるホタルをたっぷりと体感できるイベント「ホタルの杜」が、仙台うみの杜水族館でスタートします!
2022年6月11日(土)から始まるこのイベントですが、開催初日の閉館後には、ホタルの生態について楽しく学べるナイトイベント「ホタルナイト水族館」が一夜限りで開催されるそう。
ホタルの生体展示や、河原で輝くホタルの光をイメージしたライトアップ、ホタルの担当飼育員による解説イベントなど、プレミアムコンテンツが盛りだくさんです!
夏の思い出づくりには浴衣は欠かせない!ということで、この日はスタッフの方々も浴衣を着用するそう♪
ゲストにも浴衣や甚平着用での来館を推奨するそうで、着用して来館したゲストには、照明を落とした館内で楽しめる“光るブレスレット”がプレゼントされるそうですよ☆
プレゼントは数量限定ですので欲しい方はお早めの入館を!
照明を落とした幻想的な夜の水族館で、ホタルの魅力をたっぷりとご体感ください。
ホタルナイト水族館
時間:18時30分~21時(最終入館20時30分)
料金:大人 1,900円(税込)
中高生・シニア 1,300円(税込)
小学生 900円(税込)
幼児 500円(税込)
※年間パスポートでの入館も可能。パスポートの販売は無し。
※通常営業の1日券チケットでの再入場はできません。
販売場所:
前売り券:仙台うみの杜水族館公式HP専用ページ
当日券:チケット窓口
■ホタルの生体展示
時間:19:00~(約10分)
館内の照明を落とし、1階「広瀬川 海のみなもと 山・里・川」エリアと2階「大水槽」の横通路にて、ヘイケボタルの生体が入ったキューブ型の水槽を設置します。
親潮ギャラリーでの特別展示「ホタルの杜」もお楽しみいただけます。
■ホタル解説イベント
時 間:19:00~(約10分)
ホタルの担当飼育員が解説イベントを行います。
ゲンジボタル、ヘイケボタルの違いや仙台うみの杜水族館での繫殖の取り組みなど、さまざまなホタルの生態についてレクチャーしてくれます。
■ホタルの光 ライトアップ
1階「広瀬川 海のみなもと 山・里・川」エリアでは、イルミネーションやボールライトで、河原で輝くホタルの光を表現したライトアップを行います。
ライトアップを通じて、自然のホタルを見ているような体験を提供し、ホタルの魅力をお伝えします。
また、ホタルの生体展示水槽も設置し、本物のホタルの光もご覧いただけます。
さらに、鹿児島県さつま町で、豪雨災害で流された川内川流域のホタルの再生を願って始まったという竹のライトアップ“竹ホタル”もご覧いただけます。
竹の中でほのかに光る優しいあかりに癒されること、間違いなしです。浴衣との相性も抜群です。
■うみの杜ホタルBOOK 配布
ホタルの生態について学べる資料「うみの杜ホタルBOOK」が来館者の方に進呈されます。
解説イベントと内容が連動しており、資料を見ながら解説を聞くことができます。
さらに、宮城県に生息するホタルの図鑑を作れるページもあり、お子さまも楽しく学べる資料になっているそうです。
■ホタルナイト水族館限定 体験プログラムコーナー
料金:竹ホタル絵付け体験 500円/1個(キャンドル、ライトは付きません。)
缶バッジづくり 300円/1個
●竹ホタル絵付け体験
竹ホタル用に加工された竹に、特殊水性顔料ペンを使って絵付けができるプログラムです。
絵付けした竹は、お持ち帰りでき、お好みのキャンドルやライトを入れて、オリジナルの竹ホタルをお楽しみいただけます(数量限定)。
●缶バッジづくり
仙台うみの杜水族館のかわいらしい生きものたちの写真で缶バッジを作れるプログラムです。
専用の機械を使って缶バッジ作りを体験できます。
ホタルナイト水族館限定のデザインが登場します。
特別展示「ホタルの杜」
場所:1階 親潮ギャラリー
ホタルナイト水族館は1日限定の開催ですが、特別展示「ホタルの杜」は2022年6月11日(土)~6月26日(日)の期間中ずっと楽しめます。
仙台うみの杜水族館では、2019年からホタルの繁殖に取り組んでいるそうで、今年繁殖したゲンジボタル、ヘイケボタルが展示されるとのこと。
また、特別展示に合わせ、バックヤードツアー(オプションプログラム)や宮城県に生息するホタルの解説パネルが初登場するなど、さまざまなホタルの魅力をたっぷりと体感いただけます。
特別展示「ホタルの杜」は、照明を落とした展示水槽内をのぞき穴から観察できる展示。
展示されるホタルは、仙台うみの杜水族館で繁殖したゲンジボタルとヘイケボタルの2種類で、20~30匹程度展示されるそうです。
ほのかに光る美しいホタルの姿をご鑑賞ください。
■バックヤードツアー ~ホタルの特別解説~
受付場所:エントランス プログラム受付
料金:500円/1名さま(4才以上)
所要時間:約20分間
定員:15名/回
「ホタルの杜」の開催期間限定で初登場したこのバックヤードツアーは、ホタルの幼虫が成虫になるまでの期間を管理する部屋に特別にご案内。
一般展示では見られない、入れない裏側に潜入!
ホタルの成長過程や管理の方法など、飼育員の方の解説が聞けます。
■旧マリンピア松島水族館から続く、ホタル展示の取り組み
仙台うみの杜水族館の前身である「マリンピア松島水族館」では、2012年から2014年まで毎年ホタル展示を実施していたそうです。
きっかけは、当時の飼育スタッフの方が泉ヶ岳で見たホタルの風景に感動し、お客さまへ伝えたいという想いから始めたものだったそう。
しかしホタルの展示は、幼虫から飼育していく必要があるため容易な作業ではないそうです。
てっきりホタルの成虫を採集して展示するだけと思っていたら繁殖させて育てているのですね。
「マリンピア松島水族館」閉館後、一度途絶えたホタル展示への取り組みですが、2019年に復活し、「仙台うみの杜水族館」として今回で4回目の特別展示となるそうです。
必要最小限の個体を採取し安定した飼育下繁殖による種の保存を目指すとのこと。
絶滅が危惧される生き物の保護に積極的に取り組む仙台うみの杜水族館。
「浴衣着用推奨」も和装の機会が激減する昨今においてのある種の保護活動だそうですよ。
なんだか応援したくなる素敵な取り組みですね☆
仙台うみの杜水族館はこちら↓