【仙台市】今日で東日本大震災から11年。追悼式は縮小で自由献花のみとなりました。
2022年3月11日、今日で東日本大震災から11年を迎えます。

画像はイメージです(大槌町)

画像はイメージです(石巻市)

画像はイメージです(釜石市)

画像はイメージです(南三陸町)

画像はイメージです(山田町)
特に甚大な被害を被った沿岸部は着々と復興が進み、完成しつつあります。
仙台市沿岸部では、ハード面においては海岸防災林が植樹され、かさ上げ道路が全面開通し、現在までにたくさんの商業施設もオープンしました。
ソフト面においても、その商業施設が雇用を生み顧客を呼び、人々の賑わいを創出しています。

2020年6月、防災集団移転跡地を活用し誕生したドッグラン「ガモウパーク」
11年を迎えた今、見た目には復興は完了しているようにも思えますが、被災地に住む者として、毎年3月11日には東日本大震災の記憶に触れずにはいられないので、鎮魂の意味を込めて震災に関する内容とさせていただきます。
東日本大震災での犠牲者は関連死を含め、2022年3月11日(金)現在、19759人(宮城県内10568人)、行方不明者数2523人(宮城県内1215人)だそうです。
この1年間でDNA検査などにより、亡骸の身元が判明された方が3人もいたそうで、行方不明者とされる方が3名減ったとのこと。
11年が経った今でも、まだ終わってはいないし忘れてはいけないんだと改めて強く思う出来事でした。
また、当初10年間の設置予定であった復興庁の設置期間が、2031年3月末までの10年間の延長が決定したそうです。
我慢強く諦めない東北魂で、全ての面においての完全復興を目指したいですね。
昨年震災から10年を迎え、その節目をもって慰霊祭や追悼式典を行わないとした自治体もあるそうですが、仙台市では、自由献花という形で今年は献花台のみ設置するそうです。
若林区文化センターで開催される予定だった追悼式典は、新型コロナウイルスのまん延状況を鑑み、市長からの式辞や、仙台フィルハーモニー管弦楽団による献奏などを取りやめ、自由献花のみとしたそうです。
若林区文化センターの祭壇へ献花できるのは、ご遺族および招待者のみ。
その他、市内8つの施設でも自由献花台が設置されております。
- 勾当台公園市民広場
- 宮城総合支所 ※野外テント設置
- 宮城野区役所(宮城野区五輪2丁目12-35)
- 若林区文化センター 展示ホール
- せんだい3.11メモリアル交流館
- 太白区役所
- 秋保総合支所
- 泉区役所
献花可能な時間は3月11日17時まで。
※せんだい3.11メモリアル交流館は19時まで。
献花用のお花は各会場に準備してあるそうで、持ち込みは不要。
供花・供物・香典などは一切受け取り不可となるそうです。
本日午後2時46分にはぜひ手を合わせ、黙祷を捧げましょう。
若林区文化センターはこちら↓