【仙台市】新型コロナのPCR検査は3/6より保険適用に!クルーズ船下船後に感染確認⇒入院されていた方は3/2に無事に退院しています。
新型コロナウイルスに関して、2020/3/6より「PCR検査」が保険適用となります。
これにより、患者を診た医師が必要と判断すれば保健所を通さずに検査を受けられることとなりました。
しかし、どこの病院でも対応が可能な訳ではなく、感染拡大防止のため感染症対応の特別な外来か新たに認められた医療機関でのみ検査が可能ということです。
保険適用での自己負担分は公費で賄われるので個人負担は無しとのこと。
しかし、インフルエンザの検査のように簡単にできるものであれば良いのですが、コロナウイルスの検査には検査を行う側もリスクが高く、防護服などを都度交換しなければいけないそうで時間もかかるそう。
また、あくまで医師が必要と判断した場合にのみ検査が実施されるので、「症状も感染する心当たりもないけど、なんとなく検査しておこうかな~」というような、患者側の希望で気軽に受けられる類のものではないので、医療機関へ相談される方は慎重に。。。
島津製作所さんでは検査時間約1時間という、画期的な検査キットの開発に着手されたそうです!
島津製作所は、新型コロナウイルスの検査キットの開発に着手します。
既存のノロウイルス検出技術を応用し、従来のPCR法に使う検体調整時の煩雑な工程を省略。検査時間も約1時間と大幅に短縮できるため、検査の省力化・迅速化、さらにはコスト軽減に貢献します。本日の10時に記者発表しました。 pic.twitter.com/y0yj2cFLvZ
— 島津製作所 / SHIMADZU【公式】 (@SHIMADZU_PR) March 4, 2020
また新たな情報として、感染後平均5~6日後から症状が出始めるとの報告が。
主な症状は以下↓
・37.5℃以上の発熱が4日以上続く
・せき
・強いだるさ(倦怠感)
・痰が絡む
・息切れ
・のどの痛み
・頭痛、など
感染経路は、現時点では飛沫感染と接触感染の2つと考えられていますが、閉鎖した空間において至近距離で多くの人と会話・接する等の環境下にあると、飛沫がなくても感染をするリスクがあるそうです(空気感染は起きてはいないと言われていますが)。
①飛沫感染…感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば等)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染すること。
※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき
②接触感染…感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど
ーーー飛沫感染と接触感染の定義については厚労省HPより抜粋ーーー
また、「ダイヤモンド・プリンセス号」から下船後に新型コロナウイルス陽性と診断され、県内の医療機関に入院していた仙台市の70代の男性は、退院基準を満たしたことから3月2日に無事退院されたそうです。重症化せず無事に回復されて良かったですね!
※退院の基準:検査で陽性を確認してから陰性が確認されるまで、48時間毎にPCR検査を実施し、陰性が確認されたら前回検体採取後12時間以後に再度検査を実施。2回連続で陰性が確認されたら退院。
男性の陰性確認日は2月29日(土)と3月1日(日)。
現在の国内の感染者総数と、退院者数や入院数などの詳細は以下のリンクよりご確認いただけます↓
東北大学病院はこちら↓
仙台市立病院はこちら↓
(noririn)