【仙台市太白区】ちょっとタイムスリップしてみませんか?「長町に操車場があったころ」企画展開催中!
仙台市の副都心「長町地区」にある「地底の森ミュージアム」は、今から約2万年前の人々の暮らしの跡などを保存した文化財です。
もともとは小学校建設のために調査したところ見つかった遺跡で、発掘された地名をとり「富沢遺跡」と名付けられました。
世界的にも大変貴重なものだったことから、小学校は別な地へ建設することとし、丸ごと保存するために建てられたのが、この「地底の森ミュージアム」なのです。
そんな地底の森ミュージアムですが、様々な企画展を開催しています。
現在開催中なのは第103回目の企画展となる「長町に操車場があったころ」です。
仙台市の副都心として栄える長町には、大正から平成まで広大な貨物列車の操車場がありました。
長町駅の東側に位置する「長町駅東遺跡」からは、駅弁用のお茶を入れていた汽車土瓶など、当時の人々がつかっていた鉄道関係の資料が見つかっているそう。
東北福祉大学 地域創生推進センター「鉄道交流ステーション」資料係の協力のもと開催されるこの企画展では、今の長町地区からは想像できないような光景を見ることができます。
第103回企画展「長町に操車場があったころ」
■会場:地底の森ミュージアム 企画展示室
また、企画展関連イベント「HOゲージ鉄道模型運転会~長町操車場を走った車両たち~」も週末に開催されています。
HOゲージ:1/80、レール幅:16.5mmの鉄道模型の運転会です。
当日入館されている方ならどなたでも無料で参加できます。
こちらも併せてお楽しみください。
HOゲージ鉄道模型運転会~長町操車場を走った車両たち~
■時間:10時~15時
■会場:研修室
■協力:みちのく鉄道応援団、宮城野鉄道研究会
地底の森ミュージアムへは、仙台市内の小中学生であれば「どこでもパスポート」の提示で無料で入館できます。
また、宮城県内の小中学生の方も、土日祝日と学校の長期休業期間中であれば、各自治体から発行されるパスポート(名称は様々)の提示により、南は仙南地域から北は気仙沼まで、幅広く減免され無料で楽しむことができますよ。
この地域ならではの企画展、ぜひご鑑賞ください。
開館時間や大人の方の入館料等につきましては、こちらからご確認ください。
地底の森ミュージアムはこちら↓