【宮城県】一ノ蔵売上金全額寄付!東日本大震災復興支援プロジェクト「一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン」発売
株式会社一ノ蔵は、2011年3月に起きた東日本大震災時に、宮城県内外から温かい支援を賜った恩に報いるため、「未来へつなぐバトン醸造発酵で子どもたちを救おうプロジェクト」を2011年12月に発足させました。
2011年に0歳だった赤ちゃんが無事にハタチを迎えるまで、ハタチ基金の活動を支援することを表明しています。
その活動の柱を担うのが、『一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン』の発売と、その売上金全額を公益社団法人ハタチ基金へ寄付する試みです。
毎年、地元松山町酒米研究会が丹精込めて栽培した環境保全米蔵の華タンク1本分のお酒を販売し、その弊社売上金を全額寄付しているとのこと。
2012年2月から毎年発売し、2020年までの寄付累計金額は60,005,723円にものぼるそうです。
『一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン』は今年で10回目の発売。
今年は5,600Lを販売、それらが全て出荷できればおよそ700万円の寄付ができる予定だそうですよ。
一ノ蔵の酒蔵がある大崎市は、2011年3月11日の東日本大震災では震度6強、4月7日最大余震では震度6弱と未曾有の大震災に遭遇しました。
震災直後は酒造りの見通しも立たず、社員全員が不安を抱いていた中、宮城県内外から物心両面での温かいご支援を賜ったそうです。
これを心の支えとして、一ノ蔵は早い時点から前へ一歩を踏み出すことが出来ました。
そして、皆様から賜ったご恩に少しでも報いたい、被災した者同志が共に手を取り、助け合いながら前に踏み出していきたいという想いから、社内議論を重ねたとのこと。
その当時、都市、産業の復旧・復興は報道により話題に上がっていたものの、被災された子どもたちが生活・進学など将来へ大きな不安を抱えている切実な問題があることを被災現場で知ったそうです。
そこで賜ったご恩をバトンに見立て、次の世代へ送るご恩送りのカタチと捉えて、本業である醸造発酵による支援プロジェクト「未来へつなぐバトン 醸造発酵で子どもたちを救おうプロジェクト」を発足するに至ったそうです。
◆商品名:一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン
◆原材料名:米(宮城県産)、米こうじ(宮城県産米)
◆精米歩合:60% 原料米 蔵の華100%(松山町酒米研究会産、環境保全米)
◆アルコール分(ALC):17%
◆希望小売価格(税込):1.8L…3,300円、720ml…1,650円
◆購入先:日本名門酒会加盟店、宮城県内は酒販店、百貨店など
2020年寄付贈呈式の様子。
写真左:株式会社一ノ蔵代表取締役社長・鈴木整氏、
モニター:公益社団法人ハタチ基金代表理事・今村久美氏、
写真右:公益社団法人ハタチ基金職員
『一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン』は、株式会社一ノ蔵から、2021年2月17日に発売されます。
日本酒好きな方はもちろんのこと、この活動に少しでも心を動かされた方は是非一度『一ノ蔵特別純米原酒3.11未来へつなぐバトン』を手にしてみてください。
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