【仙台市】悲報！仙台七夕祭り、史上初の開催中止へ。前夜祭の花火大会も中止。東北三大祭り青森ねぶた中止に続き

青森のねぶた祭・秋田の竿燈まつりと並び東北三大祭りに数えられる『仙台七夕まつり』。
毎年曜日に関係なく8月6日～8月8日まで開催され、仙台駅西口から西へ、T字型に続くアーケード内を約3000本の七夕飾りが煌びやかに街を彩り、毎年200万人以上の集客を誇る東北を代表するお祭りです。

その『仙台七夕まつり』主催の仙台商工会議所は本日2020/4/10、新型コロナウイルスの感染拡大の終息時期が不透明なことから、今年度の開催中止を決定いたしました。
東北三大祭りの中では、先日4月8日に青森ねぶた祭りの中止が発表されたばかりでした。
仙台七夕まつりの開催中止は史上初。
それに伴って8月5日の前夜祭の『仙台七夕花火祭』の取りやめも併せて発表されました。
東日本大震災時の年にも一時開催が危ぶまれましたが、鎮魂祭の意味合いと復興への強い願いを込めて無事開催に至った経緯があります。

毎年一番町の藤崎前に掲げられる、ひと際目立つ折り鶴の大群。
こちらは震災の年に「星に願いを」と題され、仙台市内の小中学生が折ったものです。
2011年は真っ白な折り鶴約8万羽の超大作でした。
そのプロジェクトは毎年脈々と受け継がれ、昨年は仙台市内だけではなく市外の小中学校も参加し、今年で「星に願いを」の故郷復興プロジェクトは10年の節目を迎えるはずでした。
一体どんな素晴らしい芸術作品が観られるのか期待していたところですが、アーケード内は所謂「3密」の状態が形成されてしまうことで、感染拡大に繋がる恐れがある以上は開催には大きなリスクが伴ってしまいます。

仙台七夕開催中止は市民としては大変残念なニュースではありますが、お祭りを楽しむ余裕は健康（命）があってこそのこと。
来年は安心安全な状態で開催できますように祈りながら、せめて画像だけでも七夕飾りをお楽しみいただけるよう、綺麗に撮れた写真をピックアップしました！
『仙台七夕まつりフォトギャラリー』をどうぞご覧ください☆

【仙台七夕飾りフォトギャラリー】

もはや芸術ですね！！
何ヶ月もかけてひとつひとつ手作業で作り込んでいく七夕飾り、流し見する程度じゃもったいないです！
来年無事に開催できる運びとなった際にはぜひ、飾りの形や色合いの意味、素材の組み合わせや質感などをジックリ観察したり、自分の一番のお気に入りを見つけたり、受賞作品巡りをしてみたりと、たくさんの角度から楽しんでみてくださいね☆

仙台商工会議所はこちら↓