【仙台市】仙台市出身の石沢麻依さんが快挙!「貝に続く場所にて」で第165回芥川賞を受賞。書店では売切れが続出しております!

2021年7月14日(水)に、東京築地で行われた第165回の芥川賞選考会にて、仙台市出身の石沢麻依さんの「貝に続く場所にて」と、李琴峰さんの「彼岸花が咲く島」の2作がダブル受賞となりました!

石沢麻依さんは仙台市の出身で、東北大学大学院文学研究科修士課程を修了した後、現在はドイツの大学院で西洋美術史を学んでいるという飽くなき探求心を持つ才女。
芥川賞授賞式にはドイツからリモートで会見に臨んだそうです。

石沢麻依

第165回芥川賞を受賞した石沢麻依さん(プレスリリースより)

■「貝に続く場所にて」概要
コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の光景が重なり合う――。
都市封鎖が解除されたばかりの大学町に暮らす「私」のもとに、震災で行方不明になったはずの友人が現れた。
人を隔てる距離と時間を言葉で埋めてゆく、現実と記憶の肖像画。
静謐な祈りをこめて描く鎮魂の物語。

貝に続く場所にて

プレスリリースより

定価:1540円(税込)
発売日:2021年7月7日

宮城県出身の芥川賞受賞者は、1991年の第105回に「自動起床装置」で受賞した石巻市出身の辺見庸さん以来。
実に30年ぶりの快挙ということもあり、市内の書店には特設コーナーが設けられるなど、お祝いムード一色となっております。

貝に続く場所にて

十分な在庫を確保したにも関わらず売切れとなる書店も続出しており、市民の方々の応援の声やその興味の高さが伺い知れますね!

ザ・モール仙台長町本館3階にある『紀伊國屋書店仙台店』でも、石沢さんの「貝に続く場所にて」と、李琴峰さんの「彼岸花が咲く島」、更に直木賞受賞作品の2作とも残念ながら売切れとなっておりました。

貝に続く場所にて

2021年7月21日(水)頃から重版予定とのこと。

紀伊國屋書店仙台店では、文学賞の1つである『本屋大賞』コーナーも設置されております。
2021年版、書店員が選ぶ本当に面白い本!という投票のトップに輝いたのは、町田その子氏の『52ヘルツのクジラたち』です。

本屋大賞

芥川賞受賞作と併せてぜひこちらも、お家時間で楽しんでみてはいかがでしょうか?

紀伊國屋書店仙台店

紀伊國屋書店 仙台店

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2021/07/18 16:18 2021/07/18 16:22
noririn

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